[参考記録]令和2年度 秋田県高等学校アナウンス朗読コンテスト | 秋田県高文連放送部会

[参考記録]令和2年度 秋田県高等学校アナウンス朗読コンテスト

この記録はコロナ禍でNHKコンテスト全国大会とそれに伴う秋田県大会が中止になったときの記録です。

令和2年度秋田県高等学校アナウンス朗読コンテストの開催について  

秋田県内各高校の放送部・放送委員会の生徒の皆さんへ     

秋田県高文連 放送部会 委員長 平野 剛(西目高)

今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため,NHKコンテストを開催できないことになりました。秋田県高文連放送部会では可能な範囲で発表の機会を確保するため以下の形式でアナウンス・朗読部門の大会を計画しています。皆さんご存じのようにセリフ・ナレーションの録音や作品編集に使う「放送室」は密閉度が高く,狭い室内に多くの人が集まる感染症に関してはリスクのある環境です。
また,校外に出かけていろいろな人にインタビューを撮ることや屋外でドラマの撮影を行うことも危険が伴います。テレビ局では外ロケやスタジオでの撮影が伴う番組の制作は止まり,スタジオで収録する番組もネット経由での出演が主体となっています。また,ラジオ局でも出演者の間にアクリル板を立てたり,ゲストはネット経由での出演となっています。この様な状況が解消されない限り高校放送部でも番組制作活動は難しいものと考えます。アナウンス・朗読でも「みんなで輪になって発声練習」や「対面での聴き合い」は危険です。この様な状況を考慮して,秋田県では「アナウンスと朗読のみ」「予選はテープ審査」「決勝進出者のみ参加した生徒の生読みによる決勝」という形の大会を実施することにしました。

3年生の皆さんは最後の年にこの様な状況になって辛いことと思います。アナウンス・朗読の皆さんは上位大会はありませんがこれまで練習してきた技量の集大成を残してください。
番組制作でやってきた皆さんは,準備してきた取材やドラマのシナリオを自分の手で世に出すことができず,残念なことと思います。可能な企画は後輩に引き継ぎながら,自分が継承して磨いてきた各校の制作ノウハウを途切れさせないように伝承させてください。正式の要項は確定したら各校に送りますが,決まっている部分をお知らせしますので,出場する皆さんは準備を進めてください。

実施要項

予選 7月12日(日) 秋田北高校(非公開)

決勝 7月19日(日) 秋田市文化会館(非公開)

エントリー〆切  6月16日(火)

録音物提出〆切  7月9日(木)午後5時  提出先等は各校に配布した要項をご覧ください。

◆大会の概要は以下の通りです。

①アナウンス部門・朗読部門 2部門の開催
(ドキュメント・創作ドラマ・研究発表部門は実施しない)

 それぞれ1校6人までエントリー可(全学年対象、1人1部門)

②アナウンス・朗読部門は中止となった第67回全国高校放送コンテストの規格で実施する。

③一次審査は録音によるものとする。

提出媒体はCD-R。(CD-DA形式、通常のラジオ部門の提出形式と同一です)

基本的に「一発取り」によるものとする。納得がいくまで取り直すのはかまわないが、
うまくいった部分だけ編集でつなぐなど一切の編集を不可とする。

④提出された録音を非公開で審査し、上位10名を決勝進出(入選)とする。

⑤各部門10名の上位者を集め、非公開会場での生読みによって決勝を行い、最優秀
賞・優秀賞を決定する。

会場に集まるのは、決勝進出生徒、審査員、運営を担当する各校顧問のみとする。

ただし、この時点で休校の状態が続いていたり大会開催に関する県からの指示があっ
た場合には決勝戦は実施せず、録音審査の点数を元に順位を決める。

⑥出場できるのは参加登録校のみとする。この大会の参加料は徴収しない。