[大会概要]全国高校総合文化祭放送部門
大会の仕組み
「Nコン」が毎年東京のNHKホールで開催されるのに対して、こちらは各県持ち回りで開催され、2026年度は秋田で開催されます。各県の高文連放送専門部から推薦されるアナウンス・朗読各3名、オーディオメッセージ(AM)部門1作品、ビデオメッセージ(VM)部門2作品が出場します。
全国大会では47都道府県+開催県出場枠を6県ずつ8ブロック(AM部門のみ12県4ブロック)に分け、ブロックごとに審査を行います。各ブロックで最も高得点の個人・作品が「優秀賞」となります。また、優秀賞以外の個人・作品の中から審査員特別賞が授与されます。各部門で優秀賞を受賞した個人・作品の中から審査員の協議によって最も優秀とされた個人・作品に文部科学大臣賞、次点に文化庁長官賞が授与されます。
「Nコン」が6月に県大会を実施して7月末に全国大会となるのに対して、全国高総文祭は前年度の秋に各県で開催される大会を経て推薦されます。また、日程・会場の関係で多段階の予選が実施できないので、全国高総文祭の放送部門は「競技会」よりも「交流会」の形式を取っています。
参考 2025年度秋田県高校放送コンクール(あきた総文2026予選)開催要項
参考 2024年度秋田県高校放送コンクール(かがわ総文祭2025予選)大会結果
作品のコンセプト
「開催地ならびに各地参加校の地域性や特色が発揮できるもの」「各地参加校の交流を中心とする」とされています。このため、「視聴者」としては「全国から大会に参加している放送部の高校生」を想定して作られます。
- アナウンス部門 郷土(所属する学校のある都道府県内)の話題を高校生に伝える内容の原稿
- 朗読部門 郷土(所属する学校のある都道府県内)にゆかりのある作家の作品、または郷土を舞台とした作品の中から原文の一部を選び、原稿として発表する
- メッセージ部門(オーディオ・ビデオ) 郷土(所属する学校のある都道府県内)の話題を高校生に伝える内容の作品